2時間目:発進と停止 その2

終了直前

普通二輪教習2時間目の続きです。

そろそろ終わる時間が来て、チャラ男指導員(注:全然チャラくない)が

「ではピットに入って、僕の右に来て下さい」と道の右手にあるピットに向かった。

「右、右ですね。え、右。」

自分でもなんでこんなに右右連呼したのかこの時は分かりませんでした。

右に発進しようとした次の瞬間バランスが崩れて右にバイクが傾き、支えようと右足をステップから地面に着こうとしたらクキッと足首がいったなとわかり、

前回半笑い指導員が「バイクが倒れたら逃げて下さい」と言っていたのを思い出し

バイクから手を離してコロンと転がりました。

まったく痛くはなかったし衝撃も無くて「あーあ、」って感じ。

右に倒れたのでエンジンが止まってるのを確認してサイドスタンドを手で出してフロントブレーキをかけながら引き起こし…とここまでは頭も回るのですが、まあまだ引き起こしは出来ません。

すぐにチャラ男指導員が助けに来てくれて「エンストしました?」と聞かれました。

エンジンはストップしてるので「あー、はい」と答えてこの時点で足首に違和感を覚えました。

「怪我してないですか?」と聞かれ「足首を少しひねったんですが、大丈夫だと思います」と答え、引き起こしてもらったバイクを結局押してピットに持っていきました。右足でスタンドを払うのも出すのもちょっと痛い…ような気がします。

それでも歩けるし、ややひねっちゃったな、くらい。片付けてからベンチに座ってるとチャラ男指導員から

「発進も停止も出来ていましたがエンストを結構してたので1回補習にします」と言われ、まあ当然だなぁと思いながら立ち上がりました。

うーん、さっきより痛いかも。

前回、半笑い指導員から「怪我したらその場ですぐ言ってください」と言われていたのでチャラ男指導員に

「やっぱり足が痛いかも、歩けるので大丈夫だとは思うんですけど。次は1週間後ですし」と念の為に伝えました。

チャラ男指導員「うーん、病院に行ったら教習所に電話してくださいね」

まあ、「大丈夫」と本人が言っているので指導員さんもそれ以上は対処の仕様が無いですよね。歩けているし。そこで終了となり、なんとなーくの痛さを抱えながら車を運転して帰宅しました。