21時間目:バランス 12回目 一本橋 · スラローム

これは行かねば!

晴れているけれど少し風もあって暑いけれどまだマシな朝。この日は2時間教習を入れていました。前日に情けなさに泣いて、少し気持ちが切り替わったような気がしました。無理やり笑顔を作ったら脳が勘違いして楽しく思えるというのはよく聞く理論ですが、教習所に向かう車の中でニッコニコで「楽しみー!」と呟いていました(冷静に考えるとちょっと怖い)。

今回の指導員は8時間目のシミュレーターでもお世話になった「昔ヤンチャ先生」(絶対違うんですけど)。挨拶をした時に「今日2時間取ってますよね?今日で1段階終わらせたいと僕は思っています」と言われました。「私もそうしたいです!」と応えて気分がグッと上がったのがわかりました。まだ終わってもいないのに気分は1段階終了です。

今のところのネックとして一本橋からのスラロームがうまく行ったり行かなかったりで…ということで繰り返しの練習になりました。ここで苦労したのはスラロームの途中でギアがニュートラルになってしまう初めてのパターン。

昔ヤンチャ先生曰く車体を傾けようとする時にステップを踏むのがシフトペダルも踏んでしまっていて、クラッチレバーは握ってないからニュートラルに入ってしまうのではないかと。へえええ。足を置く位置が少し前過ぎるのかもとのことでした。

前回のVaundy先生はタイムをなんとか縮めるために、とかUターンを出来るだけ確実に小回りにするためにといった目的でアドバイスをくれていたのですが、この時間は「当たらずに確実に通り抜ける」「タイムは気にせず」の方針で、Uターンも「出来れば対向車線にははみ出さない方が良いです。」とは言われましたが、はっきり言ってゆるゆるです。スラロームも何度か7秒台が出ていた事もありシフトチェンジがいささか危うい感じでしたが終始「良いと思いますよー」

終わると当たり前のように昔ヤンチャ先生が「じゃ、次は見きわめです。今の感じだったら問題ないと思いますよー。頑張ってください」と!

「ありがとうございます、頑張ります!」

と挨拶しましたが、正直今までと何が違うんだろう?って感じでした。たしかに最初の頃より発進に手間取らなくなったり転倒の回数は減っていますが…。もしかして21時間というのはひとつの目安で、どんなに不安要素があってもあんしんプランでも、いやあんしんプランだからこそ?「そろそろ誰かがエイヤッと進める時間」なのかもしれません。

なにはともあれ、いよいよ1段階ラストの見きわめです。