公道デビュー
これが限界です…
めでたく免許証を手に入れて、公道を400cc以下の自動二輪車で走ることが許されたtsukumoでしたが、まだ相棒を決めかねています。
そこで休みの日にレンタルバイクを予約して乗り比べてみることに。ところがお盆休みということもあり、最短でも翌週の土曜しか借りることが出来ません。まあそれも仕方ないかな。でもあまり乗らない期間が長くなると乗り方忘れそうでやだなぁ…と思っていたら、友人が「自分のバイクで練習する?」と声をかけてくれました。
家の前は近所迷惑…近くの大きな公園の外周は滑りそうなタイル舗装…ということで、20分程走った所にある閑散とした(失礼)施設の駐車場で待ち合わせました。私は車で友人はバイクで集合です。駐車場の片隅で、胸と背中と肩と肘にプロテクター入りのジャケットを着て、膝にプロテクターを巻き、ヘルメットをかぶり、グローブをして(グローブは忘れたので友人に借りました)バイクに跨ります。もうここまでで汗だくです。友人のバイクは250ccということもあり先週まで乗っていた教習車より軽く、そして足もしっかり着きます。が、緊張して出発の手順が分からなくなります。
またもやここからなのかtsukumo!
友人が指導員のように「はい、右足ついて左足をペダルに載せてクラッチ握ってローに入れましょう」「あ、はいはい。」思い出しました(先週卒検合格したのに…)。
駐車場を3周ほどして、もう緊張で限界でした。エンジンを切って友人に返そうとすると「え、来週もっと走るんだしそこの前の道を走ろう。保険には入ってるよ」と、スパルタ発言。
たしかにそうです。翌週は4時間レンタルバイクを予約しています。スタートはもっと交通量が多い道です。友人も自分のバイクを生贄にしてくれる…ここでその厚意を無駄にしてはいけません。
ただし最初はしばらく走ってUターンして戻ってくればと言われましたが、そんな自信は無かったので駐車場の前の道を数百メートル直進して左折したところにある店の駐車場までにしました。私の車は友人が運転してその駐車場で落ち合うことに。
いよいよ公道です。駐車場から一旦細い道に出て、左折で市道に出ます。うひょー。2速、3速と入れたところでいったい何キロくらい出てるんだろうとメーターを見たら思いのほか針が振れていません。30?…ここは制限速度50km/hです。
「ごめんなさーい!」
頑張って4速までは入れました。でもそこでもう赤信号が見えました。今度はスピードを落としてギアを落としていかねば…。あ、左折だからウインカー出さねば。エンストしないように、円滑に発進…。
なんとか発進できました。そしてすぐの駐車場へ。
閉店時間を過ぎてまだ駐車場が開いている、というありがたい時間でなんとかここで友人と交代。私のバイク公道デビューは終了です。
これは、やらせてもらって良かったです。いきなりレンタルバイクでは出来ませんでした。そして次の土曜にはもっと交通量の多い道を走って坂を上りカーブを曲がり…。無謀にも隣の隣の市を越えてその隣の町も越えたところにあるカフェに行こうと計画していました。
「気持ちがもたないかもしれない。」
最初に予定していたカフェは次の機会にして、隣の隣の市にあるカフェ行きに計画を変更します。それでもアップダウンやカーブ、ある程度の交通量は頑張って乗り越えないといけません。そもそも初心者のくせに、なんで遠出をするんだという話もありますが、せっかく4時間レンタルするならば…というのと、結局どこを走っても苦手なポイントは避けられない地域に住んでいるので仕方ないのです。後は引っ越してきて3年で、住んでいる所と働いている所が別の市なのでまだまだ土地勘が無いのもあります。
これからバイクで少しずついろんな場所や道を開拓していけるでしょうか。
無理のない計画を立てて駄目ならさっさと戻ってくることにしたいと思います。


