10時間目:バランス2回目 スラローム
怖いものは怖い
捻った右足は3日後にはかなり良くなっていました。こうやって強くなっていくのでしょうか…。仕事でもプライベートでもイベントが控えていた事もあって、しばらく教習は間を開けようかと思っていましたがイベントで行けない週があるからこそ行ける時には行っておかないと…とも思い、週末に1時間だけ取れたので教習を受けることにしました。
前日の夜から、次はクランクをやるものだと思い込み、ひたすらクランクについてのブログやらなんやら見ていたら、みんな転倒しています。そしてクランクは狭いので足を挟んだとか見れば見るほど鬱々してきます。
蓋を開けてみたらこの回ではスラロームに挑戦だったわけですが…。
今まで、転んでも失敗続きでも最後には免許を取れた諸先輩のブログを見て励まされてきましたが、どうも私は暗示やマイナスイメージに引きずられる傾向があるようだと55歳にして気が付きました。
スルスル進む教習所のYouTubeで理想型のイメージをつけたほうが良いかもしれません。
さて、この回の指導員は分かりやすいと教習所の先輩Kさんから太鼓判付きのキビキビ先生。8号車だし、いい予感。
…だったのですが、キビキビ先生に「恐怖心との闘いです」と言われた通りに自分との闘いで…やや負け気味の1時間となりました。
外周を走りながら蛇行する練習はよく見かけていたのでとうとう私もここまで…とは思いましたが、まあ、出来ない。アクセルはいじらず、3速で蛇行…そこそこスピードがありますがそこでの怖さは自分では無いと思っていました。ところがそれをスラロームのパイロンの間をひらりひらりと行けと言われたら。自分にとって安全と思うスピードまで落としてしまうんですねぇ。
「進入速度が遅いです。」
「アクセルは今は考えないでください。ちゃんとしたタイミングでないと危ないです。」
などと言われて「だって危ないでしょう速すぎたら」「え、私アクセル回しましたか?」と思ってしまうあたり、素直に学べないおばちゃんだなぁと反省します。
3回やって1回だけ(ただし時間はかかり過ぎました)成功しましたが、その成功した後に失速してエンスト。道の真ん中で転倒しました。
でも今回はまったく痛くない転び方ができました。転び方が上手くなっている気がします。ただし引き起こしはまだ出来ません。
キビキビ先生は乗り降りで怖がっている私に「少しハンドルを右に切ると乗りやすいかも」と教えてくださいました。取り回しの次くらいに緊張する瞬間なのでありがたいです。試しにやってみようと思います。
結局クランク走ってないです。
でも次は2週間後にオートマ体験…ビッグスクーター怖すぎます…。