15時間目:バランス 6回目(S字 クランク 一本橋 スラローム) 坂道発進 · 急制動

おやおやおやおや…?

1時間の休憩中、水分補給をしながら膝と相談しました。階段の昇り降りは出来るし何回目の転倒時か分かりませんが打ち身やすり傷もあったのでそういう痛さならばここはもう1時間頑張れるかもしれないと思い、教習キャンセルはしないことにしました。これが吉と出るか凶と出るか…。

指導員はこれまた初キャラ「パワフルお姉さん」先生です。前回の時間に転びまくって手も足も痛い旨を伝え、ついでに乗り降りに緊張していることも伝えましたが「ワハハハ!頑張りましょー!」。はい、頑張りますよ。

教習車は良い印象のある8号車。本当はこういうのを気にしない方が良いとは分かっているのですが良いイメージを持つのは、まあいいでしょう。そういえばギアが入りにくくて苦手だった11号車はブースに並ばなくなりました。修理されて良い感じに戻ってきたら嬉しいのですがもしかしたらだんだん教習車もNX400に交代していくのかもしれません…。代わる前に早く卒業したいです。

さて、外周をまわりながら蛇行をしている間にパワフルお姉さん先生から「はい、右に方向指示器出して」とか「障害物を避けて戻ります。合図出してください」といった指示が出されます。やる事がこうやって増えていくのですね…。いつも外周の途中に放置されているパイロンは「障害物」という役割があった事を知りました。

発進と停止を繰り返し、そしてとうとう坂道へ。まずは坂道の手前で停止してそこから発進して坂を上り、下っていきます。お、出来ました。パワフルお姉さん先生はやたらと褒めてくれます。「出来てます出来てますバッチリです!」続けて坂道の途中で停止していよいよ坂道発進です。幸い半クラッチの位置が分かりやすい8号車のおかげで難なく発進出来ました。「この感覚を覚えておいてくださいね!出来てました!」ありがとうございます。なんだか久しぶりに気持ちが上向きになってきました。

この時間、後半はクランク→S字→急制動→一本橋→スラローム→クランク…の繰り返しでした。Uターンも今までは反対車線にはみ出してゆったり回っていたのに「あんまりはみ出さずに小回りで!いけるいける!」と言われて戸惑い、S字の入口でチラッと周りを見て出口で一旦停止した方がいいかそのまま行けるか判断するように言われたり、一気にやる事が増えた時間でした。

S字、クランク、一本橋はほぼ問題なくいけるようになりました。スラロームは前の時間に初めてパイロンをなぎ倒した事で怖くなくなったせいで、当たりまくるようになってしまい、攻めすぎだと指摘されてしまいました。怖い方が良かったなんて…。

最後、降車の時にここは転倒したくないと思い、先生に「前回ここで降りる時に転倒したのでとても緊張していますー!」と泣きつき後ろで支えていただき、若干よろけつつも無事にこの時間は転倒する事なく終える事ができました。教習が始まってから一番いろんな事をさせてもらった時間でした。