2段階11時間目:見きわめ

一か八か的な…

教習所のお盆休みと仕事の都合で、この日に見きわめをもらって2日後に卒検を受けないと、免許を取るのが結構先の方になりそうな状況でした。と言うことで仕事を午後休みにして、2段階で1日に入れることの出来る最大の3時間分、教習の予約を入れました。1時間で見きわめをいただくつもりで。

でも教習所に向かう車の中でずっと悩んでいました。天気予報を何度見ても2日後は雨なのです。そして向かっている途中も結構大粒の雨が降っています。今まで雨の日はキャンセルして逃げてきましたが、ここでキャンセルはもうしたくありません。

考え方を少し変えてみました。見きわめが雨の中でももらえたら、雨の卒検なんて怖くないのではないかと。覚悟を決めてバイクロビーに向かいます。

指導員は「眼力」先生。このところお世話になる事が多くてありがたい、ポジティブな言葉をたくさんくれる先生です。教習車も調子の良い8号車です。

そして、いざ教習が始まる頃には雨は止んで時折晴れ間も見えます。せっかく雨の中で見きわめをと思っていたのに。…ここまで来たら仕方ありません。もうどちらでもいい心境になりました。

バイクの乗り降りは先日の「キリッと」先生の「目線を上げて前を見て」の言葉以来、あまり考え込まずに出来るようになってきました。まだ「以前に比べたら」のレベルですが。

今回は、なぜかエンストを連発してしまいました。「いつも乗ってる教習車と違うかもしれないけれど検定の時も練習無いから最初に様子を見て対応しないと、ですね。でもエンスト一発くらいでアウトにはならないので落ち着いてまたエンジンかけましょう」と先生。なぜかそれを聞いてからはエンストしませんでした。つなぎ方が雑だったのかもしれません。これは検定の時も気をつけなくてはなりません。

あとは前回までめったにウインカーの消し忘れが無かったのに今回は何回か指摘されました。緊張というよりは油断なのでしょうか。これも気を引き締めて確実に。

課題は、初めて一本橋とスラローム同時にタイムが減点無しで走れました。これは嬉しい。

「もうOKなので少し早めですがロビーに帰って検定の流れを説明しますね」と声を掛けられ、ウイニングランのような気持ちでピットに帰りました。

2段階は3時間オーバーで見きわめをいただくことが出来ました。計16時間オーバー。安心プラン(それもキャンペーン期間中で3万円が無料)で良かったです。ホントに。

この後の卒検も、たとえ落ちても補習や次の卒検も追加料金かからないのはありがたい限り。でも一発で取りたいですね。